乳幼児ケアの知識 - 睡眠編(上)
2020.10.08

赤ちゃんが夜ぐっすり眠れるようにするコツ
月齢が低い赤ちゃんほど必要な睡眠時間は長く、睡眠の配分も、生まれたばかりの頃の昼夜均等から、次第に昼は少なく夜は多い形へと変わっていきます。生後0〜3か月の赤ちゃんの睡眠サイクルは3〜4時間で、サイクルの終わりに目が覚めてしまうこともあります。神経系がまだ未発達な時期は、原始反射によって自分で自分を刺激してしまい、驚いて泣くことがありますが、こうした反射の一部は生後数か月で次第に消えていきます。赤ちゃんの神経系の発達には一定の方向性があり、「頭から足へ」「体の中心から末端へ」「単純なものから複雑なものへ」という3つの法則に沿って進みます。
眠りが途切れて泣いてしまったときは、まずおむつ、空腹、体調などを確認しましょう。そのうえで、パパ・ママはできるだけ手を出しすぎないことが大切です。あやしたり抱き上げたりを頻繁に繰り返すと、赤ちゃんが完全に目を覚ましてしまい、泣く時間が長くなって次の睡眠サイクルに入れなくなることがあります。過度な関わりは避け、赤ちゃん自身が落ち着ける習慣を育てていきましょう。夜通しぐっすり、朝まで眠る
赤ちゃんの睡眠サイクルに関する研究によると、生後3か月ごろには約70%の赤ちゃんが夜に8時間続けて眠れるようになり、生後6か月では約85%が朝まで眠れるとされています。1歳を過ぎても、約10%の子は朝までぐっすり眠れません。こうした数字は、日頃のケアの仕方や生活環境に大きく左右されるほか、一人ひとりの個人差も大きく、月齢が上がるほどその差は目立つようになります。
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